「私は非喫煙者でたばこは大嫌いですし、禁煙推進派です」
こう断った上で、
「しかし一方で、たばこを吸いたいという人もいて、吸うことでリフレッシュし、いろいろな物事を生産できる人も現実にいる。
『たばこ』というだけでとにかく排除しようとする昨今の議論の進め方は乱暴です。科学的データに基づいて冷静な議論をしなければいけないと思います」
と、最近の「禁煙ファシズム」的な議論に警鐘を鳴らすのだ。
関根教授が、自らのグループが8月末に学会で発表したばかりの論文のもとになった実験・研究を振り返って続ける。
「紙巻きと加熱式のいわゆる主流煙を比較すると、発がん性物質であるホルムアルデヒドは加熱式が約300分の1、アセトアルデヒドに関しては約4800分の1でした。
このように、紙巻きに比べてリスクがかなり少ない加熱式を、紙巻きと同じ扱いにしてしまうのはどうかと思いますね。
例えば、バーベキューの煙にも有害物質は含まれているはずです。そう考えれば、たばこだけを極端に全部規制するのはやはりおかしいのではないでしょうか」
受動喫煙について研究している秋山幸雄・元産業医科大学准教授(安全衛生マネジメント学)も首を捻(ひね)る。
「燃やすのではなく温めて蒸気を吸い込む加熱式は、紙巻きよりも有害成分の種類も量もはるかに少ない。
したがって、加熱式の喫煙専用室の基準は、“毎秒0・2メートル以上”よりも低く設定できると思います。
科学的に物事を考えるのであれば、データに基づいて基準を定めるべきであり、紙巻きに合わせておけば安心という考え方はいささか粗っぽいでしょう」
http://news.livedoor.com/article/detail/15312699/
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